さっつんモニュメント さっつんモニュメント

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令和5年度
卒業式・修了式
(2024年3月23日)

卒業式・修了式

学部生1,823名、大学院生549名、計2,372名が本学を卒業・修了しました。式では佐野輝学長が各学部および大学院研究科の総代21名に学位記を授与し、内田浩汰朗さん(工学部3年)が在学生を代表し送辞を、井本裕介さん(教育学部4年)が卒業生を代表して答辞を読みました。(※所属・学年は3月時点のものです)

内田さん

在学生代表送辞者
工学部3年 内田 浩汰朗さん

同じ高校出身の先輩には、履修登録でアドバイスをいただいたり、分からないことをたくさん教えていただいたりと本当にお世話になりました。卒業されて寂しい気持ちもありますが、感謝の気持ちとこれからのご活躍を期待しています。大学にもぜひ顔を出してください!

井本さん

卒業生代表答辞者
教育学部4年 井本 裕介さん

1・2年次はコロナ禍でほとんど大学に行けず、思い描いていた大学生活とは全く違いました。しかしだからこそ、一回の授業の価値や友人の大切さ、両親への感謝の思いを強く持つことができたと思います。ここで学んだことを生かして、大学院でもさらに学んでいきたいです。

6枚の卒業式写真 6枚の卒業式写真

令和6年度
入学式
(2024年4月5日)

入学式

今年度の入学生は、学部生1,918名、大学院生590名の計2,508名。ご来賓および多くのご家族の皆様にもご参列いただきました。佐野輝学長による入学許可に続き、新田杏菜さん(理学部)、吉原知子さん(共同獣医学部研究科)が入学生宣誓を行いました。

新田さん

学部入学生代表
理学部1年 新田 杏菜さん

大学では医療薬の研究をしたいと考えていたのですが、鹿児島大学のオープンキャンパスでいろいろな研究室を見学して、ここでも研究できる!と進学を決めました。大学ではサークル活動やバイトもしてみたいです。卒業後の進路はまだ決めていないですが、4年間しっかり勉強して見つけていきたいと思います。

吉原さん

大学院入学生代表
共同獣医学部研究科
吉原 知子
さん

日本固有の種である日本在来馬を研究しており、3月まで長崎県の対馬で働いていました。4月からは開設したばかりの南九州畜産獣医学拠点で在来馬を活用したホースセラピーに取り組みながら、さらに大学院で在来馬の遺伝研究などを行っていく予定です。在来馬の活用機会が増えるよう、頑張っていきたいです。

6枚の入学式写真 6枚の入学式写真
鹿児島大学の海外留学プログラム制度 鹿児島大学の海外留学プログラム制度

鹿児島大学では学生が世界に羽ばたいていくためのさまざまな機会を用意しています。新型コロナウィルスの世界的流行により休止していた国際交流も、2023年度から徐々に再開され、短期海外研修や協定校派遣留学、学内での国際共修授業のさらなる充実化が図られています。

【短期海外研修】

集中講義の授業として開講される10日間から1カ月程度の海外研修です。多くの場合は長期休み期間中に実施されます。
「地域人材育成プラットフォーム・かごしまグローバル教育プログラム」のオーストラリア・パース研修(5週間)など、2年生以上が履修できる高度共通教育科目として実施される研修には学生のみで渡航するものもありますが、多くの場合は渡航先地域に精通した引率教員による事前事後学習も含んだプログラムとなっています。

2023年8月に実施した韓国での海外研修「文化人類学実習」法文学部開講の様子
2023年8月に実施した韓国での海外研修「文化人類学実習」
法文学部開講の様子

【協定校派遣留学】

鹿児島大学の学生が、アジア、ヨーロッパ、オセアニア、米国など世界中にある学術交流協定校に、勉学および研究のために原則として1学期以上1年未満留学するものです。学内での募集・選考後、協定校へ受け入れ手続きを行います。
留学期間中は休学せず、鹿児島大学に在籍して授業料等を納付することが前提となり、留学先大学の授業料等は交流協定に基づき免除されます。

協定校派遣留学生としてシドニー工科大学に2023年度から留学中の前薗真鈴さん(法文学部)
協定校派遣留学生としてシドニー工科大学に2023年度から留学中の前薗真鈴さん(法文学部)

【学内の奨学金】

短期海外研修や協定校派遣留学では、給付型の学内支援金や各種支援制度があります。受給額は奨学金の種別、滞在国によって異なり、渡航費・滞在費の全てを賄えるものではありませんが、経済的理由によって諦めることなく、一人でも多くの学生が海外経験を得ることができるように努めています。
ただし、派遣留学等の長期派遣においては充分な資金の確保が必要であるため、学生自身が学内外の奨学金へ応募することも留学計画の重要な一部となってきます。

【海外での危機管理】

海外渡航前には、豊富な知識と経験を持った教員による危機管理講習を含む事前学習が行われます。また、学生は海外渡航においては必ず保険への加入が義務付けられ、不測の事態に備えます。

【情報提供】

毎年春に派遣留学説明会、12月には派遣留学から帰国した学生による報告会を開催しています。成長して帰国した学生たちによる発表をどなたでもお聴きいただくことができます。
留学中あるいは帰国後の派遣留学生によるリアルな体験談やレポートは、ウェブサイト「伝えよう! 鹿大生の海外体験」に随時掲載しています。関心のある方は、本学グローバルセンターホームページの「海外派遣」からどうぞ。

クラブ&サークル

歯学部女子バレーボール部

12名(女子12名)

主将:近藤 実優さん(歯学部3年)

私たち歯学部女子バレーボール部は毎週火・木・土曜日に練習をしています。全日本歯科学生総合体育大会では3連覇を達成しており、今年も優勝を目指して日々練習に励んでいます。練習以外にもドライブやグランピング等を開催するなど、学年分け隔てなく仲の良い部活です。

歯学部女子バレーボール部 歯学部女子バレーボール部

少林寺拳法部

15名(男子9名、女子6名)

主将:末松 竜馬さん(農学部3年)

「少林寺(笑)?」と思っているあなた! 私たちはほとんどが未経験者のなか、九州・全国区の大会で好成績を収める実力派です。モットーは“みんなで楽しく”。下手でもいいんです! サークルのような雰囲気作りにも力を入れています。「サークルはゆるすぎるけど部活はきつそう」と思っているみんな! まずはインスタをのぞいてみよう!

少林寺拳法部 少林寺拳法部

弓道部

57名(男子35名、女子22名)

主将:波多野 晴太さん(法文学部3年)

私たちは毎週水・土曜日に練習を行っています。大会が近くなると、出場メンバーはほぼ毎日一生懸命練習に取り組んでいます。昨年は男子が8年ぶりに全日本学生弓道王座決定戦に出場してベスト4の成績、女子も全国大学弓道選抜大会の出場を決めました。

弓道部 弓道部

ジャズバンド部
Cherry Island Jazz Orchestra

22名(男子8名、女子14名)

部長:大家 さくらさん(水産学部3年)

私たちは毎週月・水・土曜日に活動しており、少人数のコンボと大人数のビッグバンドでジャズを演奏しています。元々ジャズをしていた人は少なく、クラシックや吹奏楽から入った人や楽器未経験者がほとんどです。夏と冬にあるライブに向けて、みんなで日々楽しみながら演奏しています!

ジャズバンド部Cherry Island Jazz Orchestra ジャズバンド部Cherry Island Jazz Orchestra

お笑いアトリエespoir

18名(男子5名、女子13名)

主将:山田 大睦さん(水産学部3年)

毎週火曜日の18時にネタ合わせや大喜利大会などの活動をしています! 2023年の大学祭ではお笑いライブ開催、メディア出演、特設ステージにも出演しました。個性豊かな芸人揃いで、面白さに磨きをかけたい方、お笑い好きな方にオススメ‼入部すれば日常会話の中でも笑いが取れるようになること間違いなし!

お笑いアトリエespoir お笑いアトリエespoir

手話同好会

約30名(男子3~4名、女子約25名)

部長:住本 唯さん(教育学部3年)

毎週木曜日の18時から「みんなの手話」(NHK)のビデオを使って、ゆるりと楽しく手話を学んでいます。顧問の先生もとても優しく、花火やビンゴ大会などサークルメンバーが楽しめるイベントも開催しています。また、ろう者とのボウリングや手話での交流会などの活動も行っているので、興味がある方は気軽に見学に来てください!

手話同好会 手話同好会
ようこそ! 小澤研究室へ ようこそ! 小澤研究室へ
共同獣医学部 共同獣医学科 小澤研究室 共同獣医学部 共同獣医学科 小澤研究室
ウイルス学の知識や技術を基盤に幅広い研究を行っている小澤研究室。鹿児島を主な研究フィールドとしつつ、行政機関や民間企業とも連携を図りながら研究活動や情報発信を展開しています。

獣医学部は5年次に研究室の配属が決まります。基本的に卒論テーマは私が提案して、そのテーマに沿った研究を学生が進めていく感じです。
私の専門はウイルス学なので、絶滅危惧種であるツル類が越冬する出水平野の環境試料や野鳥の死骸を対象に、鳥インフルエンザウイルスの浸潤状況や流行株の遺伝的特性などを調べています。
2012年に鹿児島大学に着任した当時はコネクションがほとんどなく、他機関とのつながりも希薄でした。ただ、着任当初から野生動物のウイルスを独自調査していた私の研究室には環境省などの行政機関が把握したい情報がたくさん集まっていたので、そこから関係性が強まっていった感じです。今では新聞やテレビなどにコメントを求められることも増えました。

以前はウイルス調査のため、冬になると出水平野に行って学生と一緒に鴨のふんを拾っていたのですが、地元の方々のご協力のもと、野鳥生息地の環境水を定期的に送っていただく体制が整ったので、あまり行かなくなってしまいました。現在取り組んでいる研究活動は実験室で完結することが多いですね。
研究室は教員と学生の部屋を分けたくなかったので一緒にしています。部屋を分けてしまうと、文字どおり壁ができるような気がして。私が話したい時、学生が話したい時にすぐに話せるようにしたので、あまりピリピリ感はないと思います。私自身が自分の研究をいっぱい抱えているので、むしろ学生より実験室にいる時間が長いかもしれません(笑)。
学生には私の指示を待つのではなく、まずは自分で考えることを求めています。もちろん自分で考えられる学生もいますが、いろいろな学生がいるので杓子定規にいけるわけではありません。それぞれの個性を見極めながらアドバイスをしています。

細胞培養の実験風景
細胞培養の実験風景
研究室はいつも和気あいあいとした雰囲気
研究室はいつも和気あいあいとした雰囲気

STUDENT’S VOICE

動物の病原体に関する研究がしたくて、研究活動に力を入れている小澤先生の研究室を選びました。研究などで行き詰まることがあっても、先生にすぐに相談できる環境だと感じ、先生と学生が同室であることも決め手となりました。実際、失敗してもすぐにその原因を確認してもらうことができ、自分で試行錯誤できる環境だったので研究しやすかったです。先生は「自分で考える力」をとても大切にしていて、まだまだかもしれませんが2年間で少しは身に付いたかなと思います。
卒業後は東京海洋大学の大学院に進学して、魚病について研究する予定です。養殖魚などを病気から守る「水産獣医師」という仕事はあまり知られておらず、その数もまだ少ないのですが、だからこそやりがいがあると感じています。小澤研究室で学んだことを生かして、この先もしっかり研究を続けていきたいです。

合田 祈さん
共同獣医学部 共同獣医学科
(令和5年度修了)
合田 祈さん

「研究一直線」

本学教員の研究内容等を紹介しています。ぜひご覧ください。

9トピックス

今号のテーマは「ユニークな授業や実験・実習の様子」。
授業は退屈じゃない! ユニークな実験や実習の舞台裏をご紹介します。
専門分野での実践力も身に付ける学生たちの取り組みをお届けします。

法文学部

演習1

「裁判員等経験者と法曹三者との意見交換会の傍聴」

中島 宏教授、上原 大祐准教授

法学コースの学生が、鹿児島地方裁判所で行われた「裁判員等経験者と法曹三者との意見交換会」をリモートにて別室から傍聴させていただき、大学の講義等で学んでいる事柄への理解を深めることができました。また、その際に裁判所の許可を得て、傍聴した学生で実際に裁判員裁判が行われている法廷において、記念撮影を行いました。

演習2

「比較心理学演習」

富原 一哉教授

比較心理学ではさまざまな動物の行動を比較して、人間の心の進化を探っていきます。演習では学んだことをもとに自主実験・調査を行い、その成果について学会発表します。学生の発表は昨年度・今年度と、2年連続で九州心理学会の若手研究奨励賞を受賞しました。

教育学部

知的障害児の教育

「西洋教育史概論」

杉原 薫准教授

個人で作成した最終レポートを活用して授業の振り返りとまとめを行いました。同じ授業を受けたとしても自分とは異なる視点を持って授業のまとめをしている他者の学びを参考にして議論をし、自身の最終レポートをブラッシュアップしました。

技術科教育演習

「地学野外実験」

松井 智彰教授

地学野外実験は土曜日に3回に分けて集中講義で実施しています。講義や室内実験の科目とリンクした内容で授業を構成して学習の相乗効果をねらい、地域の自然環境を理解した力量ある理科教員の養成を目指しています。

理学部

分析化学実験

「南アフリカ学生・研究者との交流と共同研究」

中西 裕之准教授

1月11日から29日まで、南アフリカ共和国のノースウェスト大学と南アフリカ大学の教員・学生計8名が鹿児島大学を訪れました。両国の学生は電波天文学の講義や共同研究を通して交流を深めました。

地域自然環境演習

「卒業研究発表会」

物理・宇宙PG教員

2月15日、物理・宇宙プログラム卒業研究発表会が行われました。計33件のポスターが展示され、1年間卒業研究を行った4年生がその成果を教員や同級生、先輩や後輩に説明し、大盛況でした。

医学部

新興・再興感染症

「補完医療」

網谷 真理恵准教授

補完医療では東洋医学の知識を使って漢方の選び方を学びます。難しそうな印象の東洋医学ですが、医学部では漢方の煎じ体験やシミュレーショントレーニング、カードワークやグループ学習等の体験学習を通して、五感を使って実践的に学びを深めます。

基礎看護技術Ⅰ

「チーム医療実習(保健学科共通専門教育科目)」

松成 裕子教授、松田 史代助教、柳田 信彦助教

4年生のチーム医療実習では、今回は全国障がい者スポーツ大会をフィールドとし、各選手団のサポートボランティアとして選手関係者と連携・協働し、その選手を支え、多くの方々との交流から学びと理解を深めました。

歯学部

口腔インプラント治療学

「早期体験実習(1年次)」

大学病院歯科の全ての診療科を回り、実際の診療の様子とそこに関わる多職種の活動を見学します。見学終了後は「医療者としてのあり方」をテーマに討論を行い、個々の意見を出し合うとともに情報共有を図ります。

コミュニケーション学

地域医療学実習(3年次)

地域歯科医療の最前線を担う開業歯科医院に出向いて見学を行なうことで、地域における保健・医・福祉・介護の各分野の役割および多職種連携のあり方を学ぶとともに、歯科医師を志す者としての心構えを養います。

工学部

システム制御工学

「海岸測量実習」

長山 昭夫助教

海岸測量は海洋土木工学PGの創立時から続く伝統の実習で、3年生を対象として夏休み期間中に日置市吹上浜で実施されます。学生たちは班となり、縦断測量・横断測量・地形測量を実施することでチームワーク力を高めます。

数理・データサイエンス基礎

「建築設計Ⅰ・Ⅱ」

木方 十根教授、柴田 晃宏教授、小山 雄資准教授、鷹野 敦准教授、細海 拓也准教授、増留 麻紀子准教授、朴 光賢助教

建築設計では、与えられた課題に対して学生が自分の創りたい建築を、図面・スケッチ・模型・言葉を使い、教員と直接的なコミュニケーションをとる「エスキス」を通じて、その建築を形にしていきます。

農学部

農業生産科学農場実習

「農場実習Ⅱ」

下田代 智英准教授

農場実習を通じて、作物を作ることの楽しさと難しさを実体験することができます。写真はサツマイモ収穫とアシストスーツ体験で、環境制御型農業やスマート農業など新しい技術にも対応できる学生の育成を目指しています。

発酵食品製造実習

「森林利用学実習」

牧野 耕輔助教

スギやヒノキを伐採してから販売するまでの木材生産の流れを学びます。垂水市にある高隈演習林に宿泊しながら、チェーンソーなどの林業機械や道具を使って実践的な実習を行っています。

水産学部

漁獲物船上処理乗船実習

「増養殖学実験」

小谷 知也教授、石川 学教授、田角 聡志准教授、横山 佐一郎助教

魚介類養殖における基礎的な知識および技術の修得を目的とした実験科目です。飼料作成や化学組成分析方法、魚病診断の基礎、魚類の体構造について学びます。写真は蒸したチダイから骨を全て採取して骨格標本を作っているところです。

広海域水産乗船実習

「養殖・水産食品加工実習」

小谷 知也教授、進藤 譲准教授

国際食料資源学特別コースの実習で、養殖現場や水産物の食品加工について学びます。ツナ缶やさつま揚げの製造について学ぶと共に、養殖や水産の現場を見学します。写真は鹿児島県長島町の東町漁協の魚市場を見学しているところです。

共同獣医学部

伴侶動物麻酔・手術学実習Ⅱ

「病理臨床解剖学実習」

一二三 達郎准教授

動物に生じる病気の原因などを究明する獣医病理学について、5年生では実際の症例を教材として学んでいます。この実習では獣医師として必要な病理学的知識および手技を再確認し、病理学的診断法を習得します。

獣医病理学実習

「産業動物総合臨床実習」

百武 幸治助教

共同獣医学部附属動物病院には、大崎町に大隅産業動物診療研修センターという動物診療所があります。5年生は2~3名で1班となり、月曜日から金曜日まで泊まりがけで実際の牛や豚の往診に参加しています。動物を診るのはもちろん、飼育環境を観察することの重要性などを学んでいます。

NEWS NEWS
共通教育において成績優秀な学生を表彰

10月23日、令和5年度共通教育センター長賞表彰式を挙行しました。この表彰は共通教育科目の通算GPAの値が3.5以上であった学生のうち、各学部の上位2名の学生を共通教育における成績優秀者として表彰するものです。
今回は令和4年度入学生の中から、法文学部・教育学部・理学部・医学部・工学部・農学部・水産学部の14名が受賞しました。

「令和5年度学長と学部新入生との懇談会」を開催

11月13日、「令和5年度学長と学部新入生との懇談会」を開催しました。この懇談会は学長自らが学生の現在の状況や将来の希望を聞き、今後の大学運営に役立てることを目的としており、各学部から15名の学生が出席しました。
冒頭、佐野学長から開会の挨拶があり、学生たちは鹿児島での生活や授業、サークル活動、アルバイト、海外留学、研究に対する意気込みなどについて積極的な意見を述べました。
佐野学長は、専門的な知識だけでなく多様な経験を積むことの重要性を強調。さらに、仲間と絆を築くことの大切さをアドバイスしました。

第62回鹿大祭を開催

11月10日から12日にかけて、第62回鹿大祭を開催しました。第62回のテーマは「新たな空へ翔びたとう! 創造の翼をひろげて」。コロナによる制限が緩和され、質・規模ともに完全開催をめざす鹿大祭。皆で力を合わせて盛大に実現し、それを通じて私たちの創りだす学生文化をより素晴らしいものにしよう、という前向きな意味が込められました。
模擬店は昨年度より2割増の個性あふれる94店が出店。郡元キャンパス内の各所にて、初日から学生や多くの一般市民でにぎわいました。学生たちは熱心にステージパフォーマンスを披露し、工夫を凝らした模擬店には行列ができるなど、アイデアあふれる展示を楽しむ様子が見られました。なお、桜ヶ丘キャンパスは11月18日から19日にかけて開催しました。

南九州畜産獣医学拠点開設記念式典を挙行

3月9日、令和6年4月にオープンする曽於市の南九州畜産獣医学拠点(通称SKLV=スクラブ)の開設記念式典が、県立財部高等学校跡地に整備したSKLV内の施設で盛大に挙行されました。式典には五位塚剛曽於市長と共同事業者の佐野学長をはじめ、来賓の方々や関係者等約250名が出席して完成を祝いました。

鹿児島大学はSKLVにおいて、その中核となる共同獣医学部附属南九州畜産獣医学教育研究センターを設置し、全国の獣医系大学が抱える産業動物の獣医学教育の実習先不足を解消するため、全国から獣医学部生を受け入れ、産業動物の臨床獣医学と動物衛生学に関する欧米水準(欧州獣医学教育機関協会=EAEVEの認証)の参加型実習プログラムや、我が国の畜産を支える産業動物獣医師の技能向上に資する自己研鑽プログラムを提供します。
また、地域の畜産農家や企業等の産業動物疾病予防制御の高度化や地域診療等を通じて、疾病に強い地域畜産の発展や交流人口創出による地域の活性化にも貢献します。

祝! さっつん誕生10周年 祝! さっつん誕生10周年

2013年度に学内公募から誕生した鹿児島大学公式マスコットキャラクター「さっつん」。
誕生から10周年を迎え、愛らしいさっつんをもっと広めていくために記念グッズの制作を企画しました。
企画会議にはさっつん愛あふれる広報サポーターも参加してくれました!

令和6年度学事日程
(共通教育の例)

令和6年度学事日程 令和6年度学事日程

R6年度 全学キャリア・
就職支援プログラム(予定)※1

1~2年生対象
4月~8月 共通教育科目前期「キャリアデザイン」開講
10月~翌年2月 共通教育科目後期「キャリアデザイン」開講
12月18日 2027年卒対象・第1回就職ガイダンス「就活スタート事前準備」
1月8日 1年生対象進路ガイダンス
3年生(修士1年生)対象
5月~翌年4月 公務員採用試験対策講座開設(大学生協)
4月10日 第1回就職ガイダンス「就活スタートアップ~売り手市場の落とし穴」
4月17日 第2回就職ガイダンス「インターンシップに向けた業界・企業研究」
5月15日 第3回就職ガイダンス「インターンシップ選考対策」
就職支援講座I「大手企業インターン選考対策」
6月上旬 学生向け就職小冊子「就職支援ガイドブック」発行
6月12日 就職支援講座Ⅱ「コミュニケーションスキルUP」
7月10日 就職支援講座Ⅲ「グループワーク実践」
8月8日 就職支援講座Ⅳ「就活マナー実践」
10月9日 第4回就職ガイダンス 「インターンシップ振り返りと今後の就活準備」
11月27日 第5回就職ガイダンス「公務員希望者向けガイダンス」
12月4日・2月中旬 就職支援講座Ⅴ「模擬面接」(期間中2回・3日間)
1月15日 第6回就職ガイダンス「就活直前対策」
2月上旬 企業向け小冊子「求人のための大学紹介」発行
4年生(修士2年生)対象
4月~翌年3月 学内個別企業説明会(随時)
4月4日 公務員採用試験説明会(鹿児島県、鹿児島市等)
4月8日 鹿児島県公立学校教員採用試験説明会
5月22日 就活応援講座Ⅰ 「就活見直し講座」
6月19日 就活応援講座Ⅱ 「公務員・教員受験者向け集団討論対策」
7月~ 県外企業によるWeb合同企業説明会
8月9日 就活応援講座Ⅲ(今後の就活アドバイス)
県内企業による学内合同企業説明会(ブース形式)
11月20日 個別進路相談会
全学年対象
5月22日 課題解決型インターンシップ/キャリア実習 受入企業による説明会
6月1日 インターンシップ&仕事研究セミナー(ブース形式)
8月~ 課題解決型インターンシップ/キャリア実習 (随時) ※2
9月25日 大学院生向けキャリアワークショップ
10月~翌年2月 業界・職種研究セミナー(随時)
10月30日 地元企業の魅力発見講座「社長と語ろう」
11月6日 留学生向け就職ガイダンス
12月上旬、2月下旬 卒業生による就職・キャリア支援セミナー(年間2回)
2月中旬 個別企業研究セミナー・フェア(講義形式・2日間)
2月中旬~下旬 地元企業よかとこ発見!見学ツアー

※1 上記以外にも各学部主催で就職ガイダンス、説明会等を開催しています。詳細は各学部の就職担当窓口まで
※2 要相談。詳細はインターンシップ窓口まで

今号は、読者アンケートで人気の高い学生サークルを特集しました。文化、音楽、体育系サークル合わせて198団体が活動中。昨年、39年ぶりに全日本大学駅伝に出場を果たすなど、学業と合わせて積極的に挑戦する学生が多数在籍しています。

大学の最新情報はホームページで随時更新していますのでぜひご覧ください。